こだわりのページ

素材へのこだわり

・外材から県産材へ移行
弊社で使う材料は、ここ数年前までは約90%が外材でした。
大量仕入れが可能で割りと安価で仕入れることが出来、直径が大きく年輪が詰まっているので材質的にも収縮や狂いも少なく優れた素材です。
しかし、輸入に関わる排出CO2の問題や、害虫の混入、有害消毒液の注入など、多くの疑問や問題があります。

別記しておりますが、「熊本県産木材利活用」に伴い、国産しかも、熊本県の杉材を多用するようになり約80%を確保しました。

・木材乾燥の重要性
 充分乾燥させることで、木材の変形を抑制します。
 変色菌や腐朽菌は、含水率20%以下に乾燥すれば発生しないので腐されず耐久性が増します。
 木材は乾燥するほど強度性能が向上します。
その他、接着剤の効果や塗装。釘、ビスなどの保持力の向上。軽量化により加工性の向上などあらゆる面で乾燥は重要なのです。

・天然乾燥
私どもが材木店や製材所から仕入れた木材はこのように(写真)屋根の下で半年から1年かけて天然乾燥させます。
中には10年以上経っている材料もストックしております。
乾燥が不十分だと半年後にはお粗末な製品に下落します。
定期的に水分計で含水率を計測し、10%以下(通常15% 写真は8%を示しています)を確認して使います。
人工乾燥は輸送や燃料のコストがかかりますが、木材の油成分も蒸発し粘りやこしが弱くなると言われています。
はじき割れや木目の深みや艶も損なうこともあります。近年では温泉を利用した乾燥施設も注目されています。




環境への配慮

・ 廃材の再利用 木工所をしていると端材が多く出ます。
環境問題がそれほどなかった頃は裏の畑で燃やして肥料にしていました。
ご近所さんに迷惑をかけたり、ダイオキシンなど苦い歴史があります。
そこで現在は30cm程の角材は継ぎ合わせて家具や建具の下地材として再利用しています。
正直手間ひまがかかりますが、気持ち的にこの方法をとっています。
パート社員さんの日常業務として意欲的にやってもらっています。

また、かんなくずは裏山の牧場に牛の床敷きに使い、それは堆肥として再利用します。
また、子ども会などの薪用にストックしたりして、出来るだけ廃棄しないようにしています。
どうしても不要な廃棄物は、このように(写真)分別して、近くのリサイクルプラザに引き取ってもらっています。
当社には焼却炉はありません。


熊本県の森林

森林は二酸化炭素(CO2)を吸収し温暖化を防止し、雨水を蓄える能力は土砂災害を防いでくれます。
熊本県は県土の63%を森林が占めており、(林野庁統計による)特にスギの人工林は九州ではトップ。
全国では3番目に広い面積だそうです。
それだけ熊本県は環境に恵まれている地域なのです。

森が危ない!

熊本県では戦後植林されたスギ、ヒノキ人工林が伐採可能な時期にきています。
早急に伐採や間伐が必要なのですが、景気低迷や木材需要の減少。
木材価格の下落など林業者は大変困っておられ、森林は放置されつつあります。
そのまま放置されると、森に光が届かなくなり木々の生育が悪化し木材の質が下がり、
ひいては土砂災害や環境悪化に発展していきます。


公共建築物における木材利用の促進に関する法律 林野庁へリンク

長ったらしい名称ですが、前記したように国を上げて国産材を使いましょうという法律が施行されました。
熊本県もこれに準じて木材利用推進基本方針を策定しました。
学校や病院、福祉施設など低層の公共工事では、原則として木造し、内装材の木質化。
木材を原料とした備品や消耗品の利用促進などが盛り込まれています。
第11回ブルネル賞や熊本県木材利用大型施設コンクールで入賞した
「森の中の駅」がコンセプトの新玉名駅には、多くの県産スギが使われています。
隣接する「観光ほっとプラザ♪たまララ♪」の売り場の木工家具も県産スギを使い、弊社が設計・施工しており好評いただいています。
また、たまララの名付け親は弊社専務 安原ひろみ(社長婦人)です。
何かとご縁が深いようです。

観光ほっとプラザ♪たまララ♪へリンク